キンラン (金蘭)
ラン科 キンラン属
キンランは崖線の山林にひっそりと咲きます。ベニタケ科やイボタケ科の外生菌根菌と共生している可能性が高いことが明らかにされ、これらの菌類は必要とする栄養の多くを樹木の根から得ています。
キンランを掘り取って鉢植えにすると早晩枯れてしまうのは,彼らへの 依存性が強いためであるらしいのです。ですから持ち帰って庭に植えたり、鉢植えにしても育ちません。もし見つけても、心に焼き付けるか、少し離れた場所から写真に撮影するにとどめるのが、よろしい様です。
ここで見て以来、私の一番好きな花になりました。


ナミテントウ
ヒラタムシ上科 テントウムシ科
テントウムシというと、これを指すことが多く、体長7mmほどです。黒地に2つの赤い紋、黒地に4つの赤い紋、赤や黄色に多くの紋、赤や黄色の無地など
体色に多くの変異があります。
野川のサクラもいよいよ今回で終了です。
現在ヤエザクラが満開です。GWまで楽しめそうです。
今年は思ったより長くサクラが楽しめました、これも気象の異常が原因でしょうか?
左岸のみどりはサクラです。

対岸のサクラや川の中のオオシマ桜も新緑できれいです。


これからヤエザクラが散り始めると、この道はサクラの花びらに敷き詰められます。

スノーフレーク
ヒガンバナ科 スノーフレーク属
ご覧のように、白いスズランのような花が咲く、花弁の先端には緑の斑点があります。2年前にご近所の方に頂いたもので、1年目は咲かなかったのですが、環境になれたのか、今年はかわいい花が咲きました。



別名:オオマツユキソウ(大待雪草),スズランズイセン(鈴蘭水仙)
成城の町にはヒマラヤ杉がよく目に付きます。
これは、昭和初期、成城学園のまちづくりにあわせて、洋館を建てる方に植えていただいた、歴史ある樹木だそうです。
主なヒマラヤ杉には「国分寺崖線みどりプレート」が掛けられています。


小田急線の上にある「富士見橋」そばのヒマラヤ杉

三本ヒマラヤ杉

ここは、上の写真の三本ヒマラヤ杉が目印の「成城三丁目こもれびの庭市民緑地」。名前のとおり、清々しい木漏れ日の下に多くの人が訪れ、地域の憩いの庭となっています。


ハルジオン(春紫苑)
キク科 ムカシヨモギ属
春の雑草の代表格のようなハルジオンが咲き出しました。
ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れていますので、この後咲くヒメジオンと区別が出来ます。

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ドウダンツツジ (燈台躑躅)
ツツジ科 ドウダンツツジ属
公園や緑地に数多く植わっています。新緑、花期、まっ赤に紅葉する秋。と冬以外に楽しめる植木ですね。
花の形がとても可愛いので、好まれます。


ヤエザクラ(八重桜)
バラ科 サクラ属
野川では、サクラが終わりましたが、これからはヤエザクラが楽しめます。
今月いっぱいは楽しめると思います。花曇りの今日は6部咲きでしょうか?


ダイオウグミ(大王茱萸)
グミ科 グミ属
野川緑地広場のビオトーブのほとりに咲いています。実は6-7月に赤く熟し、大きい実なので「ビックリグミ」とも呼ばれます。


ハハコグサ(母子草)
キク科 ハハコグサ属
ハハコグサは春の七草の一つだそうです。御形(オギョウあるいはゴギョウ)と呼ばれているものがこのハハコグサだそうで、この歳になるまで知りませんでした。
葉と茎には白い綿毛を生やして、崖線の「成城4丁目緑地」に咲いてます。

